「海」と「火の鳥」
こんにちは。
午後は久しぶりの晴れ間。
生活訓練帰りの桜です。
さて、21日のソヒエフとトゥールーズキャピトル管弦楽団の公演。感想は一言でいうと
「生きてて良かった」
演奏順は前半にグリンカとプロコフィエフ、後半にドビュッシーとストラヴィンスキーでした。
何しろ後半が圧巻で。2曲とも良く知っている曲なのに、まるで初めて聴くような音づくりでした。
フランスの管弦楽団なので小粋な「海」かと思いきや、引きずり込まれるほど深く荒々しい「海」で聴くほうも力が入ります。
スマートにまとめると思った「火の鳥」は緩急自在ですっかり飲み込まれ、鳥肌が立ちました。
ソヒエフとトゥールーズキャピトルによる火の鳥はCDを持っているのですが、こちらとはだいぶ印象が違います。
しばらく「海」と「火の鳥」は他の演奏を聴きたくありません。
終わったあとはしばらく放心してしまいました。もううっかりすると泣いてしまうくらい心が震えて、しあわせな時間でした。